体温調節~温活

体温調節

 
 
寒冷環境時、脳、内臓等の体の中心部の体温低下を防ぐための主なしくみ
①視床下部(ノルアドレナリン)➡️交感神経(ノルアドレナリン)➡️褐色細胞組織➡️熱産生
②視床下部(ノルアドレナリン)➡️交感神経(ノルアドレナリン)➡️皮膚血管収縮➡️熱放散抑制
③視床下部(ドーパミン)➡️運動神経(アセチルコリン)➡️骨格筋収縮➡️ふるえ➡️熱産生
 
このしくみのために、寒いとふるえ、心臓がドキドキして手足が冷たくなるのです。
ふるえるのは一瞬で運動して体温を上げ、心拍数を上げ中心部の体温を上げ、手足が冷たくなって体温を逃がさないようにしています。ノルアドレナリンが少ないとこの機構がうまく働きません。


ということは、(ふるえは一瞬のことなので)
ノルアドレナリンの量を増やすと体温が上がるということになります。
 
実は筆者も34.0度の低体温経験者です。
34度➡️35度台へは、いち早く体温を上げたいですね。食事や保温、運動では間に合いません👊筆者は漢方薬を処方してもらいました。
 
漢方薬の“附子”がノルアドレナリンを増やす作用があります。附子は“トリカブト”です。
昔、強心剤として使われました。ノルアドレナリンを増やして心拍数を上げるから。ただし、猛毒ですので服用量が難しい👊でも、今の漢方薬なら大丈夫です⤴️⤴️
 
附子の入っている真武湯を処方してもらいましたが、34.0が34.5度
に上がっただけ👊(人によっては効くと思います。)

                     
そこで、補中益気湯を1日3回ベースとして、プラス頓服の感じで麻黄附子細辛湯を服用したら2日で35.5度になりました。麻黄附子細辛湯は低い時だけにしてしばらく補中益気湯を続け食事、運動などで温活をしたら36度台になりました。補中益気湯は低体温の第一選択の漢方薬。

                   
 
真武湯は附子が1日0.5gに対し麻黄附子細辛湯は1gです。倍入っているので即効性があったのかな?と思ってます。
 
 
35➡️36度台、冷え症は同じ温活で解消出来ます。次のブログで紹介します。
 




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